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ER加炭材 G


 FC材質への影響 FC材質に対して成熟度向上に顕著な効果が有る。
 適度なS含有量 鋼屑溶解による低S分化を防止してチルの発生を低減します。 加炭材中のS分はほぼ100%溶湯に歩留まります。
 適度なN含有量 溶湯中のN分を増加させ、FC材質の硬さの低下を防止します。 加炭材中のN分は約50%溶湯に歩留まります。
 加炭歩留・加炭効率について 初期投入による溶解では電極粉と同等の90%以上の安定した歩留が得られます。低周波炉では材質調整用としても御使用になれます。
 粒度が最適 粒度(1〜5mm)は溶湯に対してなじみやすい粒度に調整してあります。 また微粉の除去により粉塵等の悪影響の心配はありません。


一般的に加炭材として使われている黒鉛は、電極棒の切削粉や粉砕品が主であります。
黒鉛系の加炭材は高純度であるために、溶解条件によっては溶湯中のS分やN分が不足し不具合を発生させることがあります。
ER加炭材Gは、適度な量のS分とN分とを含有させFC材質に適した加炭材を作る目的で焼成、粒度調整、梱包と各工程を経てできた成分、粒度とも安定した全く新しいタイプのねずみ鋳鉄用加炭材です。
加炭効率や加炭速度を考えて1〜5mmの最適粒度に調整していますので溶湯管理の合理化にまた作業環境の改善に最適の加炭材です。

代表化学成分(%)
固定炭素 硫黄 窒素 灰分 揮発分
96.6 0.14 0.22 2.7 0.7
平均粒度(mm)
1〜5
90%以上


1.ER加炭材 G の加炭効果について
表1.のように初期投入による溶解では電極粉と同等の加炭効果が期待できる。

表1.加炭材の歩留まり(小型高周波炉による溶解試験結果)
加炭材の種類 加炭材の歩留まり(%)
電極粉 93.1
ER加炭材 G (1回目) 93.3
ER加炭材 G (2回目) 90.2

2.ER加炭材 G のFC材質に対する改善効果について
表2.のように成熟度を改善することにより引張強さの確保が容易になる。

表2.成熟度の改善効果(小型高周波炉による溶解試験結果)
加炭材の種類 接種 成熟度 接種 成熟度
黒鉛粉 79.0 0.3%添加 90.4
ER加炭材 G 120.4 0.3%添加 114.8

ER加炭材 GPC


 固定炭素の含有量が高い 固定炭素は98.5%以上と高く、溶湯のC源として最適です。
 S含有量が少ない 高温焼成によって黒鉛化された人造黒鉛なので低Sの溶湯が得られます。
 N含有量が少ない 低Nであるため、窯化物の形成による鋳造欠陥を生じさせることなく、溶湯に対する悪影響はありません。
 加炭歩留・加炭効率が高い 溶湯に早く溶け込むので90%以上の安定した歩留が得られ、加炭率も90%以上となります。
 粒度が最適 粒度(0.5〜5mm)は溶湯に対してなじみやすい粒度に調整してあるので、 加炭ロスが少なく、また微粉の除去により粉塵等の悪影響の心配はありません。


一般的に加炭材として使われている黒鉛は、電極棒の切削粉や粉砕品が主であります。
このような加炭材は加工屑であるために、粒度のバラツキや微粉の混入は避けられません。 溶解材料の中で加炭材は非常に重要な材料であるにもかかわらず、殆どが不安定な発生品を使用していました。 
ER加炭材GPCは、このような電極棒の発生品ではなく、加炭材を作る目的で原料を配合し、黒鉛化処理、粒度調整、梱包と各工程を経てできた成分、粒度とも安定した全く新しいタイプのダクタイル鋳鉄用加炭材です。
加炭効率や加炭速度を考えて0.5〜5mmの最適粒度に調整していますので溶湯管理の合理化にまた作業環境の改善に最適の加炭材です。

代表化学成分(%)
固定炭素 硫黄 窒素 灰分 揮発分
99.20 0.036 0.01 0.42 0.40
平均粒度(mm)
0.5〜5
90%以上


加炭材粒度と加炭効率について
粒度構成の異なる3種類の加炭材の鋳鉄溶湯に対する溶け込み速度比較実験を行った。
実験では小型高周波誘導炉(30kW,3000Hz)を用い約6kgの鋳鉄溶湯を1500℃に保持し、これに所定量の加炭材を添加し、溶湯中の炭素量を分析しその加炭材の歩留を求めた。
さらに加炭材添加後の経過時間と共にどのように変化するかを調べた。

表1.実験に使用した加炭材の粒度分布
  <0.5 0.5〜1 1〜3 3<
加炭材(3mm以上)を多く含む 0.4 35.0 64.6
加炭材(0.5〜5.0mm) 3.3 19.2 37.1 40.4
加炭材(1.0mm以下)を多く含む 58.2 28.2 12.9 0.7

図のように、1mm以下、3mm以上の粒径を多く含む加炭材は、溶け込みが遅いことが分かります。
従いまして、ER加炭材GPCの粒度構成は溶け込みが早いため、溶解作業の簡便化につながります。また、微粉を含まないため作業環境の改善が可能です。