株式会社ツチヨシ産業

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技術情報

鋳鉄系鋳物の鋳造方案

株式会社ツチヨシ産業 技術顧問 松浦 博

4.加工代及び抜勾配の付与

赤丸中の数値は仕上代及び抜勾配の値を示す各リブの側面にも各・の抜勾配を付した
図4 加工台の付与
▲図4 加工台の付与

●参考資料1【仕上がり記号使用例 JIS B 0601-1982】

仕上げ記号の表面あらさ区分
仕上げ記号 表面あらさ区分
Rmax Rz Ra
▽▽▽▽ 0.8S 0.8z 0.2a
▽▽▽ 6.3S 6.3z 1.6a
▽▽ 25S 25z 6.3a
100S 100z 25a
特に規定しない

仕上げ記号の使用例
記号 意       味
除去加工を行わない
L8で100μRmaxより細かい鋳造面 などの面
502
L8で最大より50μRz細かい鋳造面 などの面
▽▽▽ 左表に示す表面あらさに除去加工を行う面
0.8a
λc8で最大8μRaに除去加工を行う面


●参考資料2【一般鋳鉄部品の標準仕上代】
鋳物の大きさ(単位mm)
<100 100~
250
250~
500
50~
1000
1000~
2000
2000~
3000
3000~
4000
4000<
下型面 3 3 4 5 7 8 10 12
上型面 4 5 6 8 10 13 15 20
側 面 3 4 5 6 8 10 10 12

●参考資料3【孔面の仕上代】
孔径 鋳物の大きさ(単位mm)
<100 100~
250
250~
500
500~
1000
1000~
2000
2000~
2500
3000<
<50 3 埋める 埋める 埋める 埋める 埋める 埋める
50~80 4 4 5 6 7 8 12
80~100 5 6 8 12 12
100~150 6 7 10 12 12
150~200 6 7 10 12 12
200~250 8 12 12 15
250~300 8 12 12 15

●参考資料4【抜勾配の許容値 JIS B 0407-1978】

抜勾配を与えるための寸法
寸法の区分1mm 寸法A 最大(mm)
18以下 1
18をこえ30以下 1.5
30をこえ50以下 2
50をこえ120以下 2.5
120をこえ315以下 3.5
315をこえ630以下 6
630をこえ1000以下 9
1は図のl1、l2、Aは図のA1、A2

抜勾配を与えるための寸法


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